HOME スクール フライトエリア イベントレポート 会員紹介 天気予報
パラグライダー用語辞典 パラグライダー何でもQ&A Photoギャラリー ノってます♪ JPMニュース BBS LINK



ウイングオーバー wing over

 パイロットが翼(キャノピー)の中心よりも高い位置になった状態をいう、アクロバットのひとつ。

左右のブレークコードをタイミング良く引いていくと、機体は振り子の様にロールし、ブレークコードの引く量に応じ更に大きくロールしていく。
そして、パイロットが90度(水平)を超えて傾くと、翼の中心位置よりも高くなりウイングオーバー状態となる。

この時、適切なコントロールをしないと、ラインテンションが緩み、キャノピーの中にパイロットが包まれる様に落下する事にもなり非常に危険である。

ウイングオーバーに入ろうとするロドリゲス弟

ウイングチップ wing tip 

 キャノピーの両翼端部分をいう。


ウイングレット wing let 

 翼の目的である揚力の発生は、翼端にいくにつれ翼端渦の影響で次第に落ちてくる。
そこで翼端に垂直の板状のチップをとりつけると下面から上面に流れ込もうとする翼端渦の影響を少なくする事ができる。このチップをウイングレットと呼ぶ。

通常、飛行機では翼端に上方向に取り付けられているが、下向きに取り付けても効果はある。

 パラグライダーではアドバンスの機体が上向きに取り付けており、その他の機体でも下側に付けたスタビライザーを意識的にウイングレットと兼用しているものもある。

ウイングレットは、翼のアスペクトを高くする事なく、それと同等の効果を狙ったもので、有効であるが、
それを付けた事による抗力も確実に増すわけで、その取り付け位置や大きさなどがノウハウである。
wing let
アドバンス社のウイングレット
ステイタスとしても魅力的だ。
写真はシグマ6


ウインチ
 winch 

エンジンを利用した巻上げ機のこと。
トーイングを参照。


ウインドカーム wind calm 

 積乱雲などが近づくと、周囲の風と積乱雲がつくり出す風がぶつかる付近で、
一時的に相殺され風の弱い(静かな)状態が起こる。これをウインドカームと言う。


ウインドグラジェント wind gradient 

 地上付近で起こる急激な風速の減少の事。

例えば、ランディングアプローチの際、急に風が無くなりグライダーが失速しやすくなる事がある。
また、リッジソアリングで機速をギリギリまで低速にして山肌を攻めていると、山側の翼が失速に入り
山沈するといった事などは、ウインドグラジェントによるものであり注意が必要である。
対策として山肌ギリギリを攻めない事やある程度の大気スピードを保ち飛行する事などがある。


ウインドシアー wind shear とは

 風の急変している状態や現象をいう。
例えば、逆転層が発生している場合、そこの層の上部と下部で風の流れが急変しており、ウインドシアーが発生している。
また、高い尾根や谷を境に風の方向が急変している場合にも使われる。


ウインドストーマー wind stormer とは

 吹流しのこと。
エアーインテークのあるウインドソックに対し、ひも状の吹流しをさす場合が多い。
テイクオフやランディング場に簡易的においたり、
パイロットのハーネスに付け、フライト中、その本人の技能や所属クラブの識別に使う場合もある。


ウインドスピード wind speed とは

風速のこと。


ウインドソック wind sock とは


 吹流しのこと。
テイクオフやランディング場に設置し、風の強さや方向を見る為のもの。
一般的に風を取り込む為に口を開けた吹流しを言う。


windsock
ウインドソック

ウインドトライアングル wind triangle とは

 日本では風向三角形または風力三角形という。

飛行に対する風向・風速の影響を図解で説明する簡単な図表である。
この図表を作成することにより、これから飛行しようとするパラグライダーの対地速度・機首方向・時間等が事前にシュミレーションできる。
フライヤーは常にウインドトライアングルを頭において飛行する必要がある。

ウインドトライアングル

 パラグライダーが対気速度36km(10m/s)でA点より90度の方向へ飛行する時、
45度の方向より5m/sの風が吹いているとすると、直進方向より左側から風が吹いている事になる。

機首をB点に向けてもパラグライダーは右に流されてB点へは到達できない。

B点の方向に飛行する為には、機首を左側にひねって飛ばなければならない。

与えられた条件から作図してみると!の偏流修正角と対地速度を求める事ができる。
作図より読み取れる偏流修正角!は目的地より左に約21度となり対地速度は約20.5km/h(5.7m/s)となる。


ウエイティング waiting とは

 風の強さ・方向をはじめ、陽射しの具合、雲の高さ・張り方などフライトの為にコンディションの好転を待つこと。


ウェイトシフト weight shift とは

 旋回の際、ブレークコードを引くと旋回には好ましくないアドバースヨウが発生する。
このアドバースヨウを相殺する目的で、旋回の内側に体重を傾ける操作、ウエイトシフトをする必要がある。

 また、旋回の際に発生する遠心力を相殺する為には、翼を内側に傾ける必要があるが、この傾きがスムースに行われる為の最初の動きでもある。

このほか、気流の変化による、翼の左右の挙動をウエイトシフトにより吸収したり、ブレーク操作との併用でロスのない旋回を可能にするなどウエイトシフトは大切な操作である。
良いウエイトシフト 悪いウエイトシフト
良いウエイトシフト
顔(首)が垂直に近く保たれている。
神経質に首の垂直を気にする必要はないが、垂直であった方が水平感覚が保たれる。
悪いウエイトシフト
顔(首)がシフト方向に傾いている。
水平感覚にブレが生じる。
景色の水平線を見ながら確認すると判りやすい。


ウエイトレンジ weight range とは

 その機体のサイズで飛行可能な搭載重量の幅のこと。
DHVなどの安全基準はそのウエイトレンジ内で保障されている。
一般にスターティングウエイトで表示されているが、場合によってはパイロット重量で表しているものもあり注意が必要。


ウェーブ  wave とは

 山脈に対して直角に近い風向で、最低7m/s以上の風が吹く時に、山脈の風下側に発生する気流の波動。

広い範囲で高い高度まで及び、実機のグライダーが積極的にソアリングに利用する興味深い現象である。
パラグライダーでは利用する事は大変難しく、かなりの危険をともなう。

山の風下の最初の波の頭を第1波、2つ目を第2波と呼ぶ。
波の頭の下にはロール雲と呼ばれる積雲状の雲が出来やすいが、これは気流の跳ね上がりによってできる雲で、
雲中では回転性の乱気流が激しくなっている。
ロール雲の上方にはレンズ状の雲ができることが多く、この層では比較的安定した流れになっている。

 ウェーブを利用してパラグライダーの上級者が数千メートルを飛行した話をたまに聞く事があるが、
それがはたしてウェーブであったか?は定かでない。


ウォーターバラスト water ballast とは
ウォーターバラスト
カラビナに装着されたウォーターバラスト  写真は7kg


 パラグライダーではその日のフライトコンディションに合わせ飛行重量を調整する事があり、その為にバラストを装着し、そのバラスト(重り)に水を使用したものがウォーターバラストである。

ウォーターバラストには次の利点がある。
  1.必要に応じ重さを自由に調整できる。
  2.カラビナの根元に装着でき、装着によりC.Gが変化しない為、
    パイロットの姿勢が変わらない。
  3.空中で廃棄しても他人の迷惑になる事が少ない。
  4.万が一のクラッシュではプロテクターとして働く。
  5.フライト先で調達できる。
以上の事から、バラストにはウォーターバラストが便利で是非利用して頂きたい。


内 縫 い
  (うちぬい)
 キャノピーの縫製方法
クロスとクロスを合わせる縫い代をキャノピーの内側に折り込み縫い合わせる方法。
以前は外縫いのキャノピーも存在していたが、美観や空気抵抗の関係から現在は殆どのメーカーが内縫いを採用している。


海  風 
(うみかぜ)

陸風と対語。


雲  底 (うんてい) とは

 字そのまま、雲の底のこと。
サーマルソアリングを楽しむパラグライダーにとって、雲はコンディションを読む為の大切な要素のひとつ。
特に雲底の高さはその日、獲得できる高度の目安になる。
また、雲底には広い範囲でしっかりしたリフトがあり、これを利用していろいろな楽しみ方もできる。


運用限界 (うんようげんかい) とは

 日本ハンググライディング安全性委員会(JHSC)の基準を満たして登録された機体には、
機体の安全性の限界で形式名などに加えてこの運用限界が表示されている。

 表示内容 許容搭載重量   例 最小50kg〜最大70kg
        許容最大風速   例 6m/S
        必要技能証     例 「B級以上」「P証」
        使用範囲規制   例 曲技及び動力飛行等の禁止

▲このページのトップに戻る
 株式会社ジェーピーエム 浜名湖パラグライダースクール
  〒431-1407 静岡県浜松市三ヶ日町大谷93-1 TEL:053-526-0015 FAX:053-526-0141 MAIL:info@jpmsports.com 定休日:木曜日(祝日は営業)